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2018.10.15 更新

園芸切り花リンドウの栽培について


『リンドウ』ってどんな花?

おかやま夢りんどう早生2号 井原市美星町での開花の様子

リンドウは、リンドウ科の冷涼な気候を好む多年草の花です。主に仏花としての需要が多くお盆やお彼岸に重宝されます。またフラワーアレンジメントにも活用の幅が広がっています。花色は青紫色が多いですが、ピンク、白なども人気があります。多年草のため、一度植えつけると4〜5年栽培が可能です。

JA岡山西管内での生産状況

井原市や総社市の標高のやや高い(標高300m程度)、当管内では比較的涼しい地帯で栽培されています。出荷期間は6〜9月頃までですが、県南の温暖な気候を活かした早期(6月)出荷を主力としています。現在、井原、総社のリンドウ生産組織では生産者の募集をしております。

リンドウ栽培の流れ

1. 圃場の選定

リンドウ栽培に適した圃場は以下の通りです。

①夏期冷涼な圃場

リンドウは、生育適温が15〜18℃(夜温11℃、日中20〜25℃)と低く、高温に弱い花です。そのためJA岡山西管内では昭和、池田、美星、芳井での栽培が適していると考えられます。また、南に山を背負い、北向きで、西日の当たらない圃場が適しています。

②前年まで水稲を作付けしていた圃場

土壌病害虫(褐色根腐病やセンチュウ等)の被害を受けやすく、雑草発生、酸性を好むなどの理由から、前年まで水稲を栽培していた水田が栽培場所として適しています。

③灌水、排水の便利のよい圃場

リンドウは、乾燥に非常に弱いので、ホースでの手灌水、灌水チューブによる灌水や畝間灌水が自由にできる圃場が適します。また水を好む反面、停滞水があると病害発生や根痛みを起こしやすいので、速やかに排水できる圃場が適しています。

2. 苗・資材の注文

リンドウ栽培は基本的に苗を購入します。10〜11月頃が、リンドウの苗の注文時期になりますので、出荷時期を考慮し、品種の選択をしていきます。品種は岡山県のオリジナル品種の他にも市販品種があり、1度植えつけると、およそ5年間の栽培になりますので、慎重に検討する必要があります。1aあたりの栽植本数は800本程度で、栽培面積は初めての方であれば2〜3aからがおすすめです。また支柱やフラワーネット、白黒ダブルマルチなど必要資材がありますのでそれらも準備しておきましょう。

3. 圃場の準備

前年準備は秋から行います。圃場のpH、ECを必ずチェックし、必要であれば適正値に近くなるよう調整をして完熟堆肥もしくは無調整ピートモスを施して深耕します。定植予定日の約20日前に元肥を施し、その後、畝立てをし、支柱を立てます。降雨の後、畝が適湿のときに白黒ダブルマルチにより畝を被覆します。

4. 1年目の管理

苗が届き次第なるべく早く定植し、定植後は乾燥・病害虫に注意し、来年からの切り花に備え灌水、施肥、防除をして株養成をしていきます。

5. 2年目以降の管理

3年目になると芽がたくさんでてきますが、これら全てを生育させると良質な切り花ができないので、芽整理をします。15本以上ある場合、15本程度になるように芽を折り取ります。次に草丈30cm程度のときに8〜10本程度残し先端を折り取ります。

頂花房の大部分が色づいてきたら収穫です。1株あたりの収穫本数は、株の状況を見て調節します。収穫後は、次年度の切り花に備え株養成をします。

リンドウの栽培暦

営農部 高本 翔太
広報誌「なごみ」2018年10月号掲載


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